NBAは日本時間2月23日(現地22日)、第9週(2月15~21日)の週間MVPを発表。イーストはブルックリン・ネッツのジェームズ・ハーデン、ウェストはポートランド・トレイリブレイザーズのデイミアン・リラードが選ばれた。 今季途中にネッツへ加入したハーデンは、当該期間の4試合で平均31.8得点、9.0リバウンド、10.8アシスト、シュート成功率55.0%、3ポイント成功率48.6%を記録した。2月16日(同15日)のサクラメント・キングス戦では29得点、13リバウンド、14アシストで移籍後5回目のトリプルダブルを達成。これはすでにフランチャイズ2位にランクインするハイペースだ。チームは連勝を「6」まで伸ばし、カンファレンス2位(20勝12敗)をキープしている。 一方のリラードは、当該期間の3試合(2勝1敗)で平均36.3得点、5.7リバウンド、12.7アシストをマーク。2月18日(同17日)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦では、自己最多タイの16アシストに加え、残り16.5秒で逆転のドライビングレイアップに成功する勝負強さを見せつけた。 リラードの受賞は早くも今季2回目。週間MVPキャリア通算11回は、英雄クライド・ドレクスラーを抜いてフランチャイズ史上最多となった。今季はリーグ3位の平均30.0得点、7.9アシストと好調をキープしており、不動のエースのさらなる活躍に期待がかかる。