日本時間2月4日(現地3日)、ワシントン・ウィザーズの八村塁が敵地アメリカン・エアラインズ・アリーナで行なわれたマイアミ・ヒート戦に先発出場した。八村は35分出場して11点、9リバウンド、5アシスト、1スティールを記録。試合は103-100でウィザーズが勝利し、今季の成績は5勝13敗となった。 八村はフィールドゴール3/11、3ポイント0/2、フリースロー5/9とシュートタッチに苦しんだが、リバウンドやアシストなど得点以外でチームに貢献した。自身が出場した時間帯におけるチームの得点差を図る指標も、ウィザーズのスターターでは最高の+5だった。さらに、101-100と1点リードで迎えた試合残り53.1秒には、ジミー・バトラーのドライブに対して身体を張って対抗。その後リバウンド争いからジャンプボールへと持ち込むなど、相手エースを封じて逆転のピンチを回避するというビッグプレイも見せた。 試合はホームのヒートが第3クォーター序盤に最大13点のリードを奪うも、そこからウィザーズが猛追。第4クォーター中盤には7点のリードを奪い返せば、終盤に今度はヒートが追いつくというクロスゲームが展開される。迎えた最終盤では、先述の通り八村のバトラー封じによってウィザーズは逆転されるピンチを回避。残り5.8秒にはブラッドリー・ビールがフリースローを2本沈めて3点リードとし、そのまま逃げ切りに成功した。 今季2度目の連勝を飾ったウィザーズは八村のほか、ビールがゲームハイの32点、8リバウンド、デニ・アブディヤが13点、4リバウンド、アレックス・レンが10点、8リバウンドを記録。ラッセル・ウェストブルックは欠場した。 ヒートはタイラー・ヒーローが20点、バトラーが19点、8リバウンド、9アシスト、バム・アデバヨが17点、11リバウンド、6アシスト、2スティールをマーク。チーム全体ではウィザーズのFG成功率を41.7%に抑えたものの、3ポイントを40.5%(シーズン平均は36.1%)も決められたのが響いた。 ウィザーズは、6日(同5日)にも同地でヒートと再び対戦する。