日本時間2月3日(現地2日)、NBAは12月と1月の月間最優秀新人としてイーストからシャーロット・ホーネッツのラメロ・ボール、ウェストからサクラメント・キングスのタイリース・ハリバートンを選出したと発表した。 昨年のドラフト1巡目全体3位指名でホーネッツに入団したボールは、12月から1月にかけての20試合で、新人中3位の平均得点(12.2)、同2位のリバウンド(5.9)、同1位のアシスト(6.1)とスティール(1.5)を記録。リーグ全体で見ても、アシストは17位、スティールは13位にランクしている。 1月9日(同8日)のアトランタ・ホークス戦でボールは22得点、12リバウンド、11アシストをマークし、トリプルダブル達成のNBA最年少記録を更新(19歳140日)している。また、1月31日(同30日)のミルウォーキー・バックス戦では、キャリアハイとなる27得点(FG 8/10、FT 9/9)、5リバウンド、9アシスト、3スティールを記録。ルーキー、そして控え選手として、25得点、5リバウンド、5アシスト、3スティールのスタッツラインをFG成功率80%以上、FT成功率100%(最低でも5本の試投)でクリアした史上初の選手となった。 ドラフト1巡目全体12位でキングスに指名されたハリバートンは、対象期間中の17試合で平均11.0得点(新人5位)、3.4リバウンド、5.4アシスト(同2位)、1.1スティール(同4位)、3ポイント成功率41.7%を挙げた。 出場17試合中13試合で2桁得点を記録するなど、安定感のあるプレイを披露するハリバートン。1月30日(同29日)のトロント・ラプターズ戦では10得点、キャリアハイの11アシスト、6リバウンドとマルチに活躍し、自身初のダブルダブルを達成している。さらに、ガードながら1月23日(同22日)のニューヨーク・ニックス戦では、ガードながら今季のルーキーの中で最も多い4ブロックを記録した。 キングスの選手が月間最優秀新人に選出されるのはバディ・ヒールドの2017年以来。フランチャイズでは史上7人目となる。