劇的な幕切れとなったウィザーズの逆転勝利を現地記者が数字で振り返る

日本時間2月1日に開催されたブルックリン・ネッツ対ワシントン・ウィザーズの一戦は、149-146でホームのウィザーズが勝利を飾った。 ウィザーズは試合残り12.3秒の時点で5点差を追いかける展開だったが、そこからブラッドリー・ビールが3ポイントを決めると、その直後のネッツのインバウンズパスをギャリソン・マシューズがスティール。マシューズからパスを受けたラッセル・ウェストブルックが残り4.3秒に3ポイントを沈め、見事逆転勝利を飾った。 大きな話題となったこの劇的なエンディングを、『WashingtonWizards.com』のジャクソン・フィリオ記者が数字を用いて以下のように振り返っている。 ■フランチャイズ記録を打ち立てたビールとウェストブルック リーグ屈指のスターたちが揃った試合で、ショーの主役となったのはウェストブルックとビールだった。ウェストブルックはゲームハイの41得点(FG 16/28)を記録し、ビールが37得点(FG 13/23)と続いた。『NBA History』によれば、ウェストブルックとビールは、チームがワシントンD.C.に移転した1974年以降では、同じ試合で37得点以上を記録したフランチャイズ初のデュオになったという。 ■ワイルドフィニッシュ 『ESPN Stats & Info』によれば、試合残り10秒から5点のビハインドという状況は、過去25年のNBAで2万3507回あったが、点差を巻き返して勝利したのは今回で9度目。スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)も「過去最もクレイジーな試合の一つ」と試合を振り返っている。 ■ビールの連続記録 37得点を記録したビールは、これで25得点以上を記録した開幕からの連続試合数が15となり、NBAとABAが合併して以降では最長となるマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)の記録にあと1試合で並ぶ。また、昨季から38試合連続で20得点以上をマークしており、ウォルト・ベラミーが1961-62シーズンに樹立したフランチャイズ記録(42試合)にあと4試合と迫っている。 ■火がついた第4クォーター ウィザーズはチームとして、48得点を第4クォーターに記録した。一つのクォーターで48得点以上を挙げたのは、1990年以降ではフラインチャイズ2度目の快挙だった。

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