日本時間1月30日(現地29日)、トロント・ラプターズが今季本拠とするフロリダ州タンパのアマリー・アリーナでサクラメント・キングスと対戦し、124-126で敗れた。ラプターズは7勝12敗、キングスは8勝10敗となった。 ベンチスタートの渡邊雄太は第1クォーター残り1分20秒にパスカル・シアカムとの交代でコートインすると、第2クォーターに3ポイントを沈めてこの試合初得点を記録。その後もあふれるエナジーで存在感を発揮していた渡邊は、勝負所となった第4クォーターをフル出場。好守で流れを呼び込むと同時に、味方のアシストからレイアップ、3ポイント、そして残り1分8秒の場面では自らドライブを仕掛けてレイアップを決める出色の活躍を披露した。この試合合計で24分27秒出場した渡邊は、自己最多の12得点(FG 4/5、3ポイント 2/3、FT 2/2)、チーム2位の6リバウンド、2アシスト、2スティールを記録。±はチームトップタイの+10だった。 最大18点のリードを奪うなど終始キングスのペースで進んだ試合は、ラプターズが13点ビハインドの状態で最終クォーターに。渡邊の攻守での活躍もあり、猛追を見せたラプターズは試合残り5.1秒で2点差とするも、その後キングスがしっかりとフリースローを決め、一歩及ばなかった。 ラプターズは渡邊のほか、シアカムがゲーム最多の32得点、フレッド・バンブリートが26得点、5リバウンド、6アシスト、4スティール、カイル・ラウリーが17点、6アシストを記録。キングスはハリソン・バーンズが26得点、7リバウンド、5アシスト、ディアロン・フォックスが24得点、4アシスト、バディ・ヒールドが22得点をマークしている。 3連敗となったラプターズは2月1日(同1月31日)に、ホームでオーランド・マジックと対戦する。