日本時間1月26日(現地25日)、ブルックリン・ネッツは本拠地バークレイズ・センターでマイアミ・ヒートと対戦し、98-85で勝利した。ネッツは第4クォーターで15-0のランによりヒートを一気に突き放したが、そのうち10点はジェームズ・ハーデンが挙げたものだった。ハーデンの活躍について、ネッツ公式サイト『BROOKLYNNETS.COM』のトム・ダウド記者が伝えている。 この試合、ハーデンは第3クォーター終了時点でわずか5本しかシュートを放っていなかったが、試合残り5分、81-80とネッツ1点リードの場面からスイッチを切り替えた。得意のステップバック3を皮切りに、得点を量産して15-0のランを主導したのである。自在にオフェンスをコントロールし、チームを勝利に導いたハーデンについて、スティーブ・ナッシュHCは絶大な信頼を寄せているという。 「どのようにして試合に影響を与えられるかを見つけ出せる、彼の能力を信頼している。彼はディフェンスを巧みに操れるから、得点しなくても貢献できるんだ。もちろん、スコアラーとしての能力も分かっている。今夜は少しギアを上げて、いくつかのプレイを披露した。彼は自在にスコアリングとプレイメイクのバランスを取れるんだ」 ハーデンの活躍によってリズムを狂わされたヒートは、第4クォーターにフィールドゴールを21本中4本、3ポイントを9本中1本しか決められず、14点にとどまった。 この試合、ハーデンはチームハイの20点、8アシストをマーク。ケビン・デュラントは20点、13リバウンド、カイリー・アービングは16点、8リバウンドを記録した。 次戦は28日(木)に敵地でアトランタ・ホークスと対戦する。ハーデンは献身的なプレイでチームを3連勝に導けるか。