日本時間1月22日(現地21日)、クリーブランド・キャバリアーズは、ガードのケビン・ポーターJr.をヒューストン・ロケッツにトレードすることを発表した。キャバリアーズはロケッツから将来のドラフト2巡目指名権を受け取る。 キャバリアーズのコビー・アルトマンGM(ゼネラルマネージャー)は、今回のトレードについて以下の公式声明を発表している。 「慎重に考えた結果、このトレードを実施するという難しい決断を下しました。ケビンのプロバスケットボール選手としての将来は明るく、彼も根は素晴らしい人間です。ケビンとその家族の、ヒューストンでの幸福を我々は祈っています」 報道によると、ポーターJr.は、チームが自身のロッカーを新加入のトーリアン・プリンスに渡していたことに激昂し、アルトマンGMと口論。これがトレードの引き金になったという。 2019年のドラフト1巡目全体30位でミルウォーキー・バックスが指名したポーターJr.は、その直後に成立したデトロイト・ピストンズへのトレードを経て、キャバリアーズに加入した。ルーキーイヤーの昨季は50試合で、平均23.2分、10.0得点、3.2リバウンド、2.2アシストを記録している。 昨年8月に婦女暴行で告発され、11月には銃の不当所持と薬物所持で逮捕されていた(いずれも不起訴)ポーターJr.は、個人的な理由により今季まだプレイしていなかった。