トロント・ラプターズは日本時間1月9日(現地8日)、敵地でサクラメント・キングスと対戦し、144-123で今季2勝目(6敗)を飾った。ラプターズの渡邊雄太は、セカンドユニットでは3番目に多い19分間出場し、3得点(FG 1/5、3ポイント 1/2)、7リバウンド(自己最多)、1ブロックを記録。特に守備面で存在感を発揮し、チームの勝利に貢献した。 司令塔のカイル・ラウリーが個人的な理由で欠場したラプターズは、試合開始からキングスにペースを握られ、第1Q(クォーター)残り3分9秒の時点で21-40と19点のリードを奪われるなど、出だしでつまづいた。しかし、そこから同Q終了までに14-3のランを仕掛けて流れを掴むと、第2Qに逆転。前半終了時点では71-74と再びリードを許すも、第3Qに40-29とスパートをかけて一気に勝利を手繰り寄せた。 延長なしの試合ではフランチャイズ最多記録となる144得点を記録したラプターズは、フレッド・バンブリートがゲームハイの34得点、7アシストをマーク。そのほかでは控えのクリス・ブーシェイが23得点、10リバウンド、3ブロック、ラウリーの代わりに先発したノーマン・パウエルが22得点を記録している。 一方、キングスはディアロン・フォックスが23得点と奮闘するも、守備でラプターズの勢いを止めることができず。直近5戦で4敗目を喫した。 ラプターズは11日(同10日)にゴールデンステイと・ウォリアーズと、キングスは10日(同9日)にポートランド・トレイルブレイザーズと次戦対決する。