ネッツは欠場したカイリー・アービングとケビン・デュラントに代わって、ジョー・ハリスが活躍。シーズンハイとなる28点をマークして、今季わずか1敗の76ersに土を付けた。さらに、キャリス・ルバートも22点、7リバウンド、10アシストとオールラウンドに活躍。ジャレット・アレンも15点、11リバウンドと続いた。76ersは今季好調のセス・カリーが左足首を痛めて欠場。ベン・シモンズもフィールドゴールを13本中9本ミスして11点にとどまった。唯一気を吐いたのはドワイト・ハワードで、わずか15分の間に12リバウンドを記録している。
コリン・セクストンとダリアス・ガーランドと主力のガード2人が欠場したキャバリアーズは、センターのアンドレ・ドラモンドが奮起する。チームハイの22点、15リバウンド、3アシスト、2スティールと縦横無尽の活躍。試合最終盤にはリードを3点に広げるダンクをアシストし、勝利を手繰り寄せた。グリズリーズは3点ビハインドの試合残り3秒、この日2本の3ポイントを沈めていたルーキーのデズモンド・ベインが長距離砲を放つも、リングに嫌われてしまった。
延長で輝きを放ったのは、マーベリックスのルカ・ドンチッチだった。開始早々に3ポイント、プルアップを立て続けに沈めると、残り33.1秒の場面では5点差にリードを広げるステップバックジャンパーをお見舞い。残り15秒にはフリースローも2本沈めて勝利を決定づけた。試合全体では38点、9リバウンド、13アシスト、4スティールの活躍。ナゲッツの二コラ・ヨキッチも38点、11リバウンドと奮闘したが、肝心の延長では存在感を発揮できず。
スパーズが1度もレイカーズにリードを許さず逃げ切った。第3クォーター終盤で肉薄されるも、第4クォーター中盤からは常に10点近いリードを奪った。ラマーカス・オルドリッジはチームハイの28点をマークした。レイカーズはレブロン・ジェームズが27点、12アシスト、アンソニー・デイビスが23点、10リバウンドを奪うも、試合の主導権は握れず。チーム全体でフリースローを21本中13本(成功率61.9%)しか決められなかったのも響いた。
第2クォーターでブレイザーズが47-27と一気に突っ走る。デイミアン・リラードは28分の出場ながら、7本の3ポイントを含む39点をマーク。連敗を2で止めるとともに、勝率を5割に戻した。ウルブズはディアンジェロ・ラッセルとルーキーのアンソニー・エドワーズがともに26点を挙げるも、欠場が続くカール・アンソニー・タウンズの穴は埋められず。開幕2連勝を飾って以降、続いている連敗が6まで伸びてしまった。