デンバー・ナゲッツは、日本時間1月6日(現地5日)に行われたミネソタ・ティンバーウルブズとの試合に123-116で勝利し、今季初の連勝を飾った。 勝利したナゲッツで特に際立っていたのがニコラ・ヨキッチの活躍だ。35得点、15リバウンド、6アシスト、3スティール、1ブロックと抜群の存在感を発揮し、チームを牽引。ここまでの7試合で平均24.1得点、11.7リバウンド、そしてリーグ1位の11.9アシストと絶好調のポイントセンターには、MVPを期待する声も少なくない。 「毎試合彼には『MVPを獲れ』と言っているんだ」と語った同僚のウィル・バートンは、ヨキッチがNBAのトッププレイヤーになれると信じている1人だ。 「彼はその気になれば世界最高の選手になれる。全ては彼次第。僕は彼を止めることは不可能だと思っている」 大きな期待を背負う25歳のヨキッチだが、本人は「(MVPについては)考えたことがない」といたって冷静だ。 「頭にあるのは次の試合。そういったメンタリティが大切だと思う。シーズンは長く、今後何が起きるかは分からない。先のことを考えると、自分自身に対してプレッシャーをかけ過ぎてしまうと思うんだ。だから、自分は目の前の試合に集中するだけだよ」 今季ファイナル進出を目指すナゲッツは、3勝4敗とスタートダッシュに失敗。しかし、ヨキッチがMVPフォームを維持できるようであれば、今後間違いなく浮上してくるだろう。 ナゲッツは次戦、8日(同7日)にダラス・マーベリックスと対戦する。