トロント・ラプターズが不調だ。昨季カンファレンス2位につけたイーストの強豪が、今季は1勝5敗とスタートでつまづいている。 苦戦が続くなか、リーダーのカイル・ラウリーはチームは自信を取り戻す必要があると指摘した。114-126で敗れた日本時間1月5日(現地4日)のボストン・セルティックス戦後に34歳のベテラン司令塔が語った内容を、『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が伝えている。 「俺たちはもっと勇気を持ってタフに戦い、厄介なプレイをしなければいけない。今チームは自信を持っていない。他のチームは俺らを見て『よし、圧勝だ』と思っていて、それは気分がいいものじゃない」 なかでも得点源であるパスカル・シアカムの不調は大きな痛手だ。26歳のフォワードはここまで平均17.6得点、FG成功率40.7%、3ポイント成功率30.0%と、オールNBA2ndチームに選出された昨季の姿を見せられていないが、ラウリーは個人ではなくチームの問題であると強調した。 「彼は今日アグレッシブにプレイしていた(22得点)。徐々に調子を取り戻すはずだし、そんなに心配はしていない。彼だけの心配をすべきではなく、チームとして改善策を見つけなければいけないんだ」 大黒柱であるラウリーを中心に、2019年のチャンピオンは不調脱出なるのか。ラプターズは7日(同6日)にフェニックス・サンズと対戦する。