ネッツのスティーブ・ナッシュ新HC、開幕2連勝も冷静に現状分析「攻守両面で大いに改善の余地がある」

ブルックリン・ネッツは12月25日(日本時間26日)、敵地でのボストン・セルティックス戦で123-95と逆転勝利を飾った。2020-21シーズンから指揮を執るスティーブ・ナッシュ新HC(ヘッドコーチ)は、チームはさらに良くなると見据えている。 開幕戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに125-99で快勝したネッツは、前半こそセルティックスにリードを許したが、第3クォーターに35-23のランで一気に逆転。最終クォーターにさらに突き放し、司令塔ケンバ・ウォーカーを欠く相手に力の差を見せつけた。 ネッツは連勝した2試合で平均124得点、97失点。カイリー・アービングが平均31.5得点、6.0アシスト、3ポイント成功率64.7%、復活したケビン・デュラントが平均25.5得点、4.5リバウンド、3.0アシスト、2.5スティールを記録しており、2枚看板が力強く攻撃を牽引している。 ケミストリーが懸念されたなかで好スタートを切ったが、ナッシュHCはもっとアグレッシブにプレイできると考えているようだ。ネッツ公式サイトのトム・ダウド記者が、指揮官のコメントを紹介している。 「我々はまだ成長段階にある。時折スローダウンしてしまう傾向にあるから、もう少しペースを上げて、勢いを持ってプレイする必要がある。速いペースでアクションできれば、攻撃面でアドバンテージを生み出すことができる」 「まだ10~12回くらいしか練習していない。スケジュール的にも、これからしばらく練習は多くないかもしれないし、映像や個々のセッションでの確認になる。良いスタートが切れたことは恵まれているけど、まだ攻守両面で大いに改善の余地がある。我々だけでなく、他のチームも同様に良くなる可能性があるからね。ただ、競争力が高く、リーグトップチームと戦う準備はできているよ」 アービングとデュラントが健康体を維持し、ナッシュHCが標榜するスタイルが浸透していけば、ネッツは今季のリーグを牽引するパワーハウスになりそうだ。

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