プレシーズン初戦で10リバウンド、4アシストをマークしたシャーロット・ホーネッツのラメロ・ボールが、チームの公式サイトでオーストラリアでの生活について語っている。 今年のドラフト1巡目全体3位で指名されたラメロは、昨季オセアニア地域のプロリーグNBLでプレイしていた。現地での生活で一番印象的だったのは虫だという。「間違いなく虫だよ。一度、友達が車のドアを開けていたら、車の中に大きな蜘蛛がいるって言ったんだ。見てみると本当に大きくてね」と、ソフトボール大の大きさの円を描きながら説明した。 もちろん、所属したイラワラ・ホークスでの日々も印象深いようで、地元ファンのサポートに感銘を受けていたようだ。「素晴らしかった。いつも会場はパンパンだったし、本当にいい環境だったよ。ファンはいつも応援してくれた。ドラフトの時もみんな連絡してくれたんだよ。本当にクールだ」と語っている。 最も印象的なシーンは、2019年11月25日、試合終了間際に同点3ポイントを沈め、トータル32点、11リバウンド、13アシストのトリプルダブルをマークした試合を挙げている。 ここ数年、ラメロは各国を転々としてきたが、そうした生活の中で様々なバックグラウンドを持つ選手たちとプレイし、NBA選手としての生活だけでなく世界についての視点も得られたと話す。 「すべての経験が役に立ったと感じている。世界はそれぞれ違うということも学べた。海外には、自分では気づけないことや知らなかったことがある。それらはすべて自分に役立つことなんだ」