NBAは11月28日(日本時間29日)、各チームに対し、全134ページに及ぶ安全衛生に関するプロトコルガイドを配布した。『NBA.com』のスティーブ・アシュバーナー記者が伝えている。 NBAは2020-21シーズンに向けて12月1日(同2日)からトレーニングキャンプがスタートし、12月5日(同6日)までは個人練習、12月6日(同7日)からの5日間はグループ練習の予定。キャンプインに先立って、すでに毎日の新型コロナウイルス検査が始まっている。 「新型コロナウイルスの感染予防と緩和戦略を促進する」ために設定されたプロトコルによれば、集団感染に至らない少数、あるいは「想定内の数」である場合は、シーズンの一時中断やキャンセルをせずに続行するとしている。 もし新型コロナウイルスに感染した場合は、最初の陽性反応が確認された検査日ないしは発症日から10日以上が経過するか、24時間間隔に採取されたサンプルで少なくとも2回連続で陰性のPCR検査結果が必要になる。 無症状であっても、陽性反応が出た場合は10日間隔離され、さらに2日間の個別トレーニングで経過観察。常にマスクの着用と心臓スクリーニングが義務付けされ、復帰までに少なくとも12日を要することになる。重症例や入院した場合は、少なくとも丸3日の経過観察と設定されている。 また、各チームは選手17人、スタッフを含めて全45人にパーティー人数が制限される。 NBAは12月11日(同12日)からプレシーズン計49試合を行い、12月22日(同23日)に開幕を迎える。