ロサンゼルス・レイカーズは11月19日(日本時間20日)、オクラホマシティー・サンダーとのトレードを成立させ、ダニー・グリーンと今年のドラフト1巡目28位指名のジェイデン・マクダニエルズの放出と引き換えにデニス・シュルーダーを獲得したことを正式に発表した。 ドイツ出身のシュルーダーは、2013年のドラフトで指名されたアトランタ・ホークスで5シーズン過ごしたのち、2018-19シーズンからの2シーズンをサンダーでプレイ。昨季はベンチから平均18.9得点、4.0アシスト、3.6リバウンドを記録し、シックスマン賞の投票ではロサンゼルス・クリッパーズのモントレズ・ハレルに次ぐ2位の投票数を集めた。 自らの力で局面を打開することに長けたポイントガードの加入は、ラジョン・ロンドとの再契約が疑問視されているレイカーズにとって大きなプラスとなるだろう。レイカーズの大黒柱であるレブロン・ジェームズも、自身のインスタグラムでシュルーダーに歓迎メッセージを送っている。 「頑張ろう! 全力で戦う新たな戦士が仲間となった」 また、レイカーズはグリーンの放出に加え、控えガードのクイン・クックをウェイブ(契約解除)することも発表。これを受け、ジェームズは自身のツイッターで「彼らなしではあのトロフィーは勝ち取れなかった。ありがとう。そして愛している」と、昨季ともに戦い優勝を果たした2人へ感謝の言葉をつづっている。