11月18日(日本時間19日)に行われたNBAドラフトにて、1巡目全体3位でシャーロット・ホーネッツに指名されたラメロ・ボールがインタビューセッションで記者の質問に答えた。 ニューオーリンズ・ペリカンズのロンゾ・ボールの弟として高校時代から注目を集め、アメリカの大学には進学せずにオーストラリアのプロリーグNBLで1年間経験を積んでドラフトにエントリーしたボールは、NBAという新たな舞台でプレイする抱負を語っている。 ――ミッチ・カプチャックGM(ゼネラルマネージャー)は、あなたが様々なポジションをプレイできるスキルとサイズを兼ね備えているとコメントしていたけど、すぐにチームにフィットする自信は? 「僕は、どんなチームに入っても上手くフィットできると思っている。特にポジションレスな最近のバスケットボールでは、ポイントフォワードとしても良い仕事ができると思う」 ――カプチャックGMは、あなたのプレイスタイルはアップテンポなジェームズ・ボレーゴHC(ヘッドコーチ)の戦略にマッチするはず、ともコメントしていた。あなた自身も、早い試合展開で自分のプレイが活きると思う? 「もちろんだよ。僕はトランジションが好きだし、チームがそういう試合展開になることを望んでいる。きっと、今季のホーネッツは楽しいチームになると思う」 ――マイルズ・ブリッジス、PJ・ワシントン、デボンテ・グラハムといった若手選手と一緒にプレイするのは楽しみ? 「本当に楽しみだよ。僕は、幼い頃から彼らのことを知っている。マイルズはミシガン州立大やハンティントン・ビーチの頃から知っているし、PJとはフィンドレイ時代にプレイしていた。だから、彼らと一緒にプレイすることにワクワクしている。ホーネッツは、伸び盛りの選手がいる若いチームだから、きっと良いチームになるはずだ」 ――ドラフト1位候補の1人だったけど、3位で指名されたことは意外だった? 「ホーネッツに指名されたことを本当に嬉しく思っている。1位指名でなかったことは、別に意外ではないよ。なぜなら、物事は起こるべくして起こり、それは神の意志なんだ。だから、きっと神が『ホーネッツで才能を開花させなさい』と思ったんだろう」 ――マイケル・ジョーダンがオーナーを務めるチームでプレイすることについては、どう思う? 「率直に言って、すごく幸運だと思っている。それ以外に言葉はないよ。本当に僕は幸せだ」 ――ホーネッツは、球団の転換期を支えられる選手を必要としているが、自分がその役割を担えると思う? 「もちろんだよ。僕はNBAの舞台でプレイする準備ができているし、NBAでプレイするために生まれてきた。これが、この質問に対する答えだよ」