ボストン・セルティックスでケンバ・ウォーカー、ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンに次ぐ“第4の男”であるゴードン・ヘイワードに、アトランタ・ホークス移籍の可能性が浮上している。 ヘイワードはセルティックスとの契約が1年残っているが、2020-21シーズンは年俸3420万ドル(約35億5000万円)のプレイヤーオプションで、その権利を破棄して完全FA(フリーエージェント)となる可能性がある。30歳のベテランスウィングマンに対しては、関心を示しているチームも多いとされてきた。 『yahoo! sports』のクリス・ヘインズ記者によれば、約4400万ドル(約45億7000万円)のキャップスペースがあるホークスが、ヘイワードがプレイヤーオプションを破棄した場合、高額の複数年契約によるサイン&トレードを視野に入れているという。 また、プレイヤーオプション行使の決断は11月17日(日本時間18日)までに設定されてたが、交渉を継続する時間を増やすために、ヘイワードとセルティックスは期限を19日(同20日)まで延長することで双方合意した。 ヘイワードはNBA10年目の2019-20シーズン、52試合に出場して平均17.5得点、6.7リバウンド、4.1アシストを記録。コートのどこからでも得点できるマルチスコアラーだが、2017-18シーズンは左足首骨折の大怪我で棒に振り、昨季もプレイオフで右足首捻挫により約1か月離脱するなど、故障歴があるのが懸念材料だ。 ホークスはヘイワードのほかにも、リーグを代表する若手スターのトレイ・ヤングとコンビを組むプレイメイカーを探しており、ロサンゼルス・レイカーズから完全FAになる可能性があるラジョン・ロンド獲得を画策している。11月20日(同21日)に解禁となるFA市場でどのような動きを見せるのか、注目が集まる。