ポートランド・トレイルブレイザーズのロドニー・フッドは、プレイヤーオプションだった2020-21シーズンの契約を破棄し、今オフに完全FA(フリーエージェント)になるようだ。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が、以下のように報じている。 「ポートランド・トレイルブレイザーズのフォワード、ロドニー・フッドは、600万ドル(約6億2000万円)のプレイヤーオプションを行使せずにFAとなる。約1年かけて損傷したアキレス腱を回復させたフッドは、新しいチームですぐにプレイすることができる」 フッドは、昨年12月6日(日本時間7日)のロサンゼルス・レイカーズ戦でアキレス腱を断裂し、シーズン残りの試合を全休することになった。故障以前に出場した21試合では、先発スモールフォワードとして平均11.0得点、3.4リバウンドを記録。キャリア通算では、平均12.5得点、2.9リバウンドをマークしている。 フッド離脱後、ブレイザーズでは若手のギャリー・トレントJr.が台頭。また、11月16日(同17日)には、フッドとポジションが被るロバート・コビントンをロケッツから獲得することで合意している。今年4月には「ポートランドに戻ってきたい」と語っていたフッドだが、ブレイザーズで居場所はなくなりつつあるため、移籍は濃厚と見られている。