リッキー・ルビオ、サンダー移籍は「驚きだった」とサンズの対応に不満を漏らす

11月16日(日本時間17日)、リッキー・ルビオはクリス・ポールの交換要員として、フェニックス・サンズからオクラホマシティ・サンダーへと移籍することになった。ルビオにとってこのトレードは予想外の出来事だったらしく、サンズ首脳陣の対応に不満を感じているようだ。 スペインのスポーツ紙『Marca』の取材で、ルビオは以下のように胸中を語っている。 「驚きだった。僕はチームとずっとコミュニケーションを取っていたから尚更ね。僕の移籍について噂が流れたとき、チーム関係者に連絡をしたら、僕の名前は交渉のテーブルに挙がっていないと言われたんだ」 ルビオはトレードもビジネスの一部と考えているとしたが、自身の扱われ方には納得できないものがあると続けた。 「契約をしたなら、このような状況を受け入れたことになる。しかし、物事にはやり方というものがある。選手たちは恵まれている。ただ、これらの移籍を担当する人々は、選手たちも人間であることを理解する必要がある。プロジェクトに加わって一生懸命に仕事をしたのに、最初のオフで放出されるのは気持ちが良いものではない」 30歳のルビオは昨オフ、サンズと3年契約を締結。2019-20シーズンは65試合で平均13.0得点、4.7リバウンド、8.8アシスト、1.4スティールとチームの司令塔として活躍した。 NBAがビジネスであるのは事実だが、説明なしにトレードに出されるようなことがあれば、選手たちが不満を抱くのは自然なことだろう。今回のトレードを発奮材料とし、新シーズンで爆発することがルビオには期待される。

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