現地11月15日にケビン・ポーターJr.が銃器の不法所持により逮捕されたと、所属チームのクリーブランド・キャバリアーズが発表した。 キャバリアーズは公式サイトで、以下の内容の声明文を発表している。 「我々は、ケビン・ポーターJr.にまつわる事態について認識していますが、現在は情報を収集している段階です。ケビンとはすでに話をし、調査の進捗状況を見つつ、本人と個別に話を続けていく予定です」 マホーニング郡の保安官の記録によると、ポーターJr.は車の中に銃器を積んでいたために逮捕されたが、4000ドル(約42万円)の保釈金を支払ってすでに釈放されたと、『AP通信』のトム・ウィザーズ記者は伝えている。 南カリフォルニア大出身のポーターJr.は、昨年のNBAドラフト1巡目全体30位指名でキャバリアーズに入団(指名はミルウォーキー・バックス)。ルーキーイヤーの2019-20シーズンは50試合に出場して(うち先発は3試合)1試合平均10.0得点、3.2リバウンド、2.2アシストを記録した。 キャバリアーズは昨季、19勝46敗でイースト最下位と低迷。2018年にレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)がフリーエージェントで去って以降は、同年のドラフト1巡目全体8位で指名したコリン・セクストン、昨年のドラフト1巡目全体5位で指名したダリアス・ガーランド、そしてポーターJr.という期待の若手を中心に再建を進めている。