過去6シーズンでゴールデンステイト・ウォリアーズを3度の優勝に導き、自身は2015年から2年連続でシーズンMVPを受賞しているステフィン・カリー。現役最高峰のスター選手であるカリーだが、昨季は開幕直後に左手首を骨折して長期離脱を余儀なくされたため、わずか5試合しかプレイできなかった。 2020-21シーズンはリベンジを期す1年となるが、先日、NBA選手会は次なるシーズンを12月22日(同23日)に開幕することに合意したことを発表。これがこのまま正式決定となれば、再開シーズンに不参加だったカリーにとっては、約9か月ぶりの実戦となる。 復帰への道筋が決まろうとしているなか、カリーは『LetsGoWarriors』のインスタライブに出演。ファンから「シーズンが(想定より)早く開幕することは気にしている?」と訊かれた際、新シーズンの開幕が待ちきれない様子を口にした。 「もちろん気にしているよ。バスケットボールをプレイしたくて仕方がないんだ。僕はバスケが大好きだからね。チームメイトと共に、試合で競い合いたいと思っている。ファンのみんなも、きっとバスケットボールを見たいはずだ。通常とは違ったものになるだろうけれど、早くシーズン開幕を迎えたい。ただ待つだけだったから、人生で最も長い7か月に感じたし、バブル(隔離地域)での試合を見るのも辛かった。だから、今はすぐにでもプレイできる準備ができているよ」 カリーとクレイ・トンプソンの怪我、ケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)の移籍などの影響で、ウォリアーズは昨季15勝50敗でリーグ最下位に低迷。これまで以上にモチベーションが高いことを伺わせたカリーは、自身同様に完全復帰を目指すトンプソンとともに、ウォリアーズを再び強豪に押し上げられるか。