シャキール・オニールが“相棒”コービー・ブライアントの銅像のデザインを提案

ロサンゼルス・レイカーズの本拠地であるステイプルズ・センターの周辺には、ジェリー・ウェスト、カリーム・アブドゥル・ジャバー、マジック・ジョンソンら、過去のフランチャイズレジェンドたちの銅像が数多く建てられている。そして、今年1月にヘリコプター墜落事故でこの世を去ったコービー・ブライアントも、将来的にそこに加わることが確実視されている。 エースとしてフランチャイズを5度の優勝に導いたブライアントの銅像の建設について、オーナーであるジーニー・バス氏は「ブライアントの殿堂入りが決まったあとに銅像を建てたい」と2018年に公言していた。ブライアントは今年殿堂入りすることになっていたが、それを待たずに他界。さらに新型コロナウイルスの影響で、今年の殿堂入り式典は2021年に延期となっている。 そんななか、ブライアントと共に2000年から2002年にかけてレイカーズを3連覇に導き、自身の銅像は2017年3月に建設されたシャキール・オニールが、“相棒”ブライアントの銅像のデザインを提案。マイアミ・ヒート時代の同僚であるドレル・ライトが企画を展開する『The Player Tribune』の『Text Message Talk Show』の中で「コービーのどの技が銅像になると思う?」と訊かれたオニールは、2006年のプレイオフでの1シーンを候補に挙げた。 「2006年のプレイオフ1回戦、フェニックス(サンズ)相手に決めたプルアップジャンパーでのブザービーターだ」 オニールが推したのは、ウェスト第2シードのサンズ相手に、第7シードのレイカーズが2勝1敗とリードして迎えた2006年プレイオフ1回戦第4戦でのラストプレイ。 サンズに1点リードされたオーバータイム残り6.1秒の場面でブライアントは、そのシーズン2年連続でのMVPに輝くことになる相手司令塔のスティーブ・ナッシュをトラップディフェンスで追い込み、ジャンプボールの判定に持ち込むことに成功。センターサークルで行われたジャンプボールをルーク・ウォルトンがティップし、ハーフコート手前左サイドでブライアントがボールをキープすると、そこから右エルボー(フリースローラインの端)付近までドリブルし、2人のディフェンダーの上から決勝のジャンプシュートを決めてチームを勝利に導いたのだった。 この勝利でシリーズ突破に王手をかけたレイカーズだったが、その後サンズに3連敗を喫して結果的にアップセットは起こせず敗退。そのため、負けず嫌いで有名だった本人にとっては少しほろ苦い思い出かもしれないが、この時に見せたブライアントのプレイは、20年にわたるキャリアの中でも最も印象深いシーンの1つとして今も語り継がれている。 果たしてブライアントと歴代屈指のデュオを形成したオニールのアイデア通りのデザインとなるのか、銅像の公開に期待が高まる。

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