2019-20シーズンをリーグ優勝で終えたロサンゼルス・レイカーズのジャレッド・ダドリーが、NBAファイナルの期間中に同僚のダニー・グリーンを批判していた人気ラッパーのスヌープ・ドッグに抗議した。 グリーンが批判されるきっかけとなったのは、ファイナル第5戦における試合終了間際でのプレイ。マイアミ・ヒートを1点差で追いかける試合残り7.1秒、決めれば優勝という場面でフリーの3ポイントシュートを放ったグリーンだったが、シュートはリングに弾かれ、結果レイカーズはその試合に敗れてしまった。レイカーズの熱狂的なファンとして知られるスヌープ・ドッグは、ここぞという場面で決めきれなかったグリーンに激怒。自身のインスタグラムでグリーンを「ヘタレ」呼ばわりするなど、複数の投稿で心無い言葉を浴びせていた。 この出来事について、グリーンの同僚であるダドリーは納得していなかったようだ。『Complex Network』のポッドキャスト番組『Load Management』に出演した際、スヌープ・ドッグの行動に疑問を呈している。 「もしあなたが応援するチームの優勝を願っているのならば、そのチームを優勝に導こうと頑張っている選手を罵倒するのはおかしいと思う。ヘタレと呼ぶことは男性に対する一番の侮辱だ」 するべきではない行動だったと意見したダドリーだったが、同時に誰しもが同じことをしてしまう可能性があると、スヌープ・ドッグをフォローしている。 「彼はとてつもなく勝ちたかったんだと思う。だから、彼らしくない行動に走ったのかもしれないね。誰でも感情のままに行動を起こし、後悔することがあるものだ」