ルー・ウィリアムズ&モントレズ・ハレル、“ケミストリー問題”の報道を否定「意味が分からない」

ロサンゼルス・クリッパーズは今季、優勝候補の一角に挙げられながら、プレイオフのカンファレンス準決勝でデンバー・ナゲッツに敗れてシーズン終了となった。『The Athletic』のジョバン・ブハ記者はケミストリーの問題を指摘したが、一方で選手たちはそれを否定している。 クリッパーズは昨オフ、カワイ・レナードとポール・ジョージの2大スターを獲得。守備職人パトリック・ベバリー、シックスマンコンビのルー・ウィリアムズとモントレズ・ハレルと強力な陣容でウェスタン・カンファレンス2位(49勝23敗)の好成績を残した。 しかし、ポストシーズンでは1回戦こそダラス・マーベリックスをシリーズ成績4勝2敗で破ったものの、ナゲッツとのカンファレンス準決勝はジョージのスランプもあって敗退。シーズン終了後にドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は退任となった。 クリッパーズのケミストリー問題を指摘したのが、ブハ記者だ。「レナードとジョージが加入する前のクリッパーズの基盤であるパトリック・ベバリー、モントレズ・ハレル、ルー・ウィリアムズは、レナードが体のメンテナンスやサンディエゴに住むがゆえに試合出場を回避したり、チームの移動のフライトに遅れるのを許されているのにいら立っていた」とし、いわゆる“ロード・マネジメント(疲労管理)”などレナードの“優遇措置”に不満が噴出していたと伝えた。 一方で、ルー・ウィリアムズはSNS上で「“いら立つ”の意味が分からない(笑)。どこから情報を得たんだい?」と反論。ハレルも「すべてはでっち上げだ」と否定している。 ルー・ウィリアムズはカンファレンス準決勝敗退後、「このシリーズで俺たちは失敗した。今年が現体制になって1年目だ。俺たちはタレントの揃ったチームだけど、期待外れに終わった」と優勝を果たすにはケミストリーが十分ではなかった旨のコメントを残していた。 タロン・ルー新HC体制となったクリッパーズは、新シーズンこそカンファレンス決勝以上の成績を残すことができるだろうか。

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