ダーク・ノビツキー、盟友ナッシュからのコーチ就任オファーを断った理由を明かす

ダラス・マーベリックスのレジェンドであるダーク・ノビツキーが、ブルックリン・ネッツの新HC(ヘッドコーチ)に就任した盟友スティーブ・ナッシュから受けていた、アシスタントコーチのオファーを断った理由を明かした。 ノビツキーとナッシュは、1998-99シーズンから6シーズンにわたってマーベリックスで共闘し、長年低迷していたチームをリーグ上位へと押し上げた。プライベートでも仲が良く、親友として強い絆を築いた2人。ナッシュは、ネッツの新HCになる際、自身のサポート役としてノビツキーにアシスタントコーチの座をオファーしたが、最終的にはノビツキーがそれを断ったと報じられていた。

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何故、ノビツキーはナッシュの誘いを断ったのか。『The Dallas Morning News』の取材に応じたノビツキーは、その理由として、21年にわたる現役生活の全てを過ごした古巣への愛、そしてタイミングを挙げている。 「何よりマーベリックス以外のチームで(コーチを)やるべきかが分からなかった。次に、今は正しいタイミングではないと思ったんだ。家族と一緒に過ごすのを楽しんでいる。現時点で、バスケットボールのことは頭になかったんだよ。数年後にはまたバスケットボールにエキサイトするだろう。ただ今は、他のことの方が少し重要なんだ」 オファーこそ断ったノビツキーだが、ナッシュのリーダーシップには太鼓判を押し、こうエールを送っている。 「彼にとって、とても楽しく、大きな挑戦となるが、それに立ち向かっていく準備が彼にはできている。彼は常にポシティブな思考を持つ生粋のリーダーだった。彼は偉大な存在になると思う」 ちなみに現在42歳のノビツキーは、マーベリックスのマーク・キューバン・オーナーから、ノビツキー自身が望む役割でチーム復帰することを打診されているようだ。今後、再びバスケットボールの世界に戻る場合は、やはり愛する古巣がその場所になりそうだ。

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