名手レジー・ミラー、クリッパーズの敗因にケミストリー不足を認めず「ナゲッツは8人や9人でもまとまった」

リーグ史上に残る名シューターとして活躍した元NBA選手のレジー・ミラーが、デンバー・ナゲッツ対ロサンゼルス・クリッパーズのカンファレンス準決勝について言及。クリッパーズは、主力が揃っての練習不足でプレイオフに突入したことを敗退の言い訳にはできないと主張している。 『USAトゥデイ』のマーク・メディーナ記者は、『TNT』で解説を務めるミラーと、同じく元NBA選手であるクリス・ウェバーのプレイオフに関する様々な発言を紹介。そこには、ナゲッツが新型コロナウイルス感染やバブル(隔離地域)での環境を乗り越えて一致団結したことに対するミラーのコメントも記されている。

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「ナゲッツはバブル(隔離施設)に入った時、新型コロナウイルスへの感染や故障者によって、5対5の練習をやるのに十分な人数もいなかった。もし、ケミストリーについて語るなら、彼らはオーランドで8人や9人の中でも、チームをまとめる方法を見つけた。これがケミストリーであり、結びつきだ」 一方クリッパーズは、シーズン再開後に故障や個人的な事情でバブルを一時離脱する選手が複数出たことで、プレイオフ前に連携を深めることができなった。3勝1敗からのシリーズ敗退は、ケミストリー不足が響いたと指摘する声も少なくない。 だが、ミラーが語るように、ナゲッツもシーズン再開はジャマール・マレー、ギャリー・ハリス、ウィル・バートンの主力3名を筆頭にメンバー不足で迎えた。そしてハリスはジャズとのプレイオフ1回戦第6戦からようやく復帰、バートンはいまだに欠場中と万全ではないなかでも勝ち上がってきている。 また、ミラーは「もしドックを外すとしても、誰が彼よりも上手くチームを率いることができるのか」とドック・リバースHC(ヘッドコーチ)の解任には否定的。一方で、「ポール・ジョージは自分自身を見つめ直すことが必要だ」と、プレイオフを通して不調だったジョージに厳しい意見を述べていた。

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