9月16日(日本時間17日)、NBAはNBAドラフト2020を11月18日(同19日)に開催することを発表した。この日程は状況に応じてさらに変更される可能性があるとしている。 今年のドラフトは、当初6月25日(同26日)に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響によりシーズンを中断していたため、10月16日(同17日)に延期になっていた。そして今回、さらに1か月の延期となることが決まった。
当初予定していた日程を先送りしたことにより、ドラフトに向け準備する時間が確保できるほか、2020-21シーズンの開幕時期を決定するための情報収集を行ったり、NBAとNBAPA(NBA選手会)が労使協定について話し合いを進めることができると、NBAは公式リリースにて伝えた。 『NBC Sports』のカート・ヘリン記者は、ドラフトの開催日が遅れることによりフリーエージェントや来シーズンの開幕も遅れると予想している。また、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は、NBAが各チームのオーナーに「クリスマス以前に開幕する可能性は低い」と伝えた。 新型コロナウイルスの感染拡大により、今年はドラフト候補選手のプレイを見る機会が通常より少なかったため、各チームのドラフト選考は難航すると見られている。上位指名候補にはアンソニー・エドワース(ジョージア大)、ラメロ・ボール(イラワラ・ホークス/NBL)、ジェームズ・ワイズマン(メンフィス大)などの名前が挙がっている。