ケビン・デュラントが語るレブロン・ジェームズとの“特別な関係”「彼の存在は常に心の奥底にあった」

ブルックリン・ネッツのケビン・デュラントは、現代NBAの“キング”ことレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と激しくしのぎを削り合ってきたスーパースターの1人だ。4歳年上の“偉大な男”との関係を「特別」と語っている。 2003年ドラフト全体1位でクリーブランド・キャバリアーズに入団したレブロンと、2007年ドラフト全体2位でシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)に入団したデュラントは、新人王、得点王、シーズンMVP、ファイナルMVPの受賞歴など共通点も多い。

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2012年、17、18年にはNBAファイナルでも激突している両者だが、デュラントは元MLBスターのアレックス・ロドリゲスとラジオホストのダン・カッツ氏のポッドキャスト『The Corp With A-Rod and Big Cat』に出演した際、レブロンを意識するようになった経緯を明かした。 「俺が中学3年生の時、レブロン・ジェームズは人々が“ネクスト・ジョーダン”と呼ぶ存在だった。彼はベストプレイヤー。自分はそれと同じレベルでなきゃいけないと思っていた。キャリアでいつしか彼を意識しなければいけなかった。プレイしている時、彼の存在は常に心の奥底にあったんだ。俺もネクスト・ジョーダンの新たな候補だったからね」 デュラントは自ら「ライバル関係」とは表現しなかったが、しのぎを削り、切磋琢磨し合う関係を意気に感じているようだ。 「そこから競争相手として発展し、今なお互いにしのぎを削っている。かなり特別さ。それを『ライバル』と呼んでもらっても、どんな言い方でも構わない。ただ、同じポジションでベストプレイヤーの1人である彼と対戦することは間違いなく特別だ」 18歳でNBA入りした2人も、レブロンが35歳、デュラントが31歳(9月29日で32歳)と年齢を重ねた。少しずつ現役引退の時も近づくなかで、デュラントが右足アキレス腱断裂から復活する2020-21シーズンは、珠玉のライバル関係復活に期待したいところだ。

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