ウィザーズOBカロン・バトラー、八村塁のオールルーキー2ndチーム入りに見解「1stチームに選出されるべき」

ワシントン・ウィザーズの八村塁は、9月15日(日本時間16日)にNBAが発表した2019-20シーズンのオールルーキーチームで日本人選手初となる2ndチーム入りの快挙を果たした。しかし、フランチャイズOBでもある解説者のカロン・バトラーは、1stチーム選出がふさわしかったと見解を述べている。 2019年のドラフトで日本人選手史上初の1巡目指名(9位)を受けてウィザーズ入りした八村は、NBA1年目でルーキー5位の平均13.5得点、同1位の6.1リバウンドをマーク。10得点、7リバウンド以上を挙げた試合数「18」はルーキートップだった。 新型コロナウイルスの影響でリーグ中断を余儀なくされた影響を踏まえ、3月11日(同12日)までのパフォーマンスを基に進められた投票では、八村は1stチーム票10、2ndチーム票54の合計74ポイントを獲得。タイラー・ヒーロー(マイアミ・ヒート)、テレンス・デイビス(トロント・ラプターズ)、コービー・ホワイト(シカゴ・ブルズ)、PJ・ワシントン(シャーロット・ホーネッツ)とともに、オールルーキー2ndチーム入りを果たした。

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ウィザーズの選手でオールルーキー2ndチーム選出は2003-04シーズンのジャービス・ヘイズ以来で、球団史上5人目の快挙。日本人選手としても初とNBAの歴史に名を刻んだが、2005-06シーズンから4年半ウィザーズに所属し、自身も1年目に平均15.4得点、5.1リバウンド、2.7アシスト、1.8スティールを挙げてオールルーキー1stチーム選出の経験を持つバトラーは『NBA TV』で選考について見解を述べた。 「個人的に驚きはない人選だ。唯一、ルイ・ハチムラを除いてはね。長年、彼がWCC(ウェスト・コースト・カンファレンス)のゴンザガ大で成熟していくのを見守ってきた。彼は(オールルーキー)1stチームに選出されるべきだった。生産性に関しては突出していた。ジョン・ウォールとブラッドリー・ビールが戻ってくれば、将来的にスモールフォワードでチームの顔の1人になるだろう」 フロリダ州オーランドで再開されたシーズンでは、ビールやダービス・ベルターンスら主力不在のチームを大黒柱として牽引した八村。より戦力が整う2年目の2020-21シーズンは、さらなる飛躍が期待される。

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