NBAは9月16日(日本時間17日)、2019-20シーズンのオールNBAチームに選出された計15人を発表した。 新型コロナウイルスの影響でリーグ中断を余儀なくされた影響を踏まえ、シーディングゲームを対象外とし、3月11日(同12日)までのパフォーマンスを基に進められた選考では、最優秀守備選手に輝いたヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)と“キング”ことレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が全100名のスポーツ記者や放送関係者から1stチーム票を受け、満場一致でオールNBA1stチームに選出された。
NBA17年目のレブロンは、合計16回目(1stチーム13回、2ndチーム2回、3rdチーム1回)のオールNBAチーム選出。カリーム・アブドゥル・ジャバー、コービー・ブライアント、ティム・ダンカンの15回を抜いて歴代新記録を打ち立てた。 1stチームはほかに、ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)、アンソニー・デイビス(レイカーズ)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)が名を連ねた。ドンチッチはティム・ダンカン以来となる2年目以内での1stチーム選出。21歳168日(レギュラーシーズン終了時)での選出は史上3番目の若さで、従来通り4月15日(同16日)にレギュラーシーズンが終了していれば最年少記録が更新されていた。 2ndチームにはカワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、クリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー)、パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ)の5人が選出。また、3rdチームにはジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)、ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)、ルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)、ベン・シモンズ(フィラデルフィア・76er)、ラッセル・ウェストブルック(ヒューストン・ロケッツ)が名を連ねた。 なお、クリス・ミドルトン(バックス/82ポイント)とジョエル・エンビード(76ers/79ポイント)は、3rdチームに入ったシモンズやウェストブルックより総合ポイントでは上だったものの、ポジションの枠の関係で選外となった。 ■オールNBA1stチーム ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス/フォワード/500ポイント) レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ/フォワード/500ポイント) ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ/ガード/474ポイント) アンソニー・デイビス(ロサンゼルス・レイカーズ/センター/455ポイント) ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス/ガード/416ポイント) ■オールNBA2ndチーム カワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ/フォワード/372ポイント) ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ/センター/311ポイント) デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ/ガード/284ポイント) クリス・ポール(オクラホマシティ・サンダー/ガード/199ポイント) パスカル・シアカム(トロント・ラプターズ/フォワード/168ポイント) ■オールNBA3rdチーム ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス/フォワード/153ポイント) ジミー・バトラー(マイアミ・ヒート/フォワード/147ポイント) ルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ/センター/110ポイント) ベン・シモンズ(フィラデルフィア・76ers/ガード/61ポイント) ラッセル・ウェストブルック(ヒューストン・ロケッツ/ガード/56ポイント)