欧州屈指の司令塔ファクンド・カンパッツォに複数チームが注目 ウルブス加入が有力か

欧州バスケットボール界を代表する司令塔ファクンド・カンパッツォがNBAに挑戦する場合は、ミネソタ・ティンバーウルブズが移籍の最有力候補になるようだ。スペインの『Marca』紙が報じた。 2019年のFIBAワールドカップでアルゼンチン代表を銀メダルに導いたカンパッツォは、現在スペインの名門レアル・マドリードに在籍。これまでもNBA挑戦が噂されてきたカンパッツォには、ウルブズに加えサンアントニオ・スパーズ、かつてマドリードで同僚だったルカ・ドンチッチが所属するダラス・マーベリックスが興味を持っていると記事では伝えられている。

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カンパッツォの移籍先としてウルブズが有力視される理由の1つが、同チームでアシスタントコーチを務めるパブロ・プリジオーニの存在だとされている。現役時代、プリジオーニは2012〜16年にかけてニューヨーク・ニックス、ヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・クリッパーズに在籍。カンパッツォとはアルゼンチン代表でチームメイトとして共闘し、現役引退後の2019年からウルブズで現職についていてる。 29歳のカンバッソは、アルゼンチン代表での活躍に加え、ユーロリーグ、スペインリーグ王者に輝くなど、欧州で数々のタイトルを獲得。正確なパスさばきと巧みなゲームメイクに加え、ディフェンス面での評価も高い。昨年8月にはマドリードと2024年までの契約延長に合意しており、チームを離れる際は契約を買い取る必要がある。 現状ウルブズには、来季も契約を残すポイトンガードがディアンジェロ・ラッセルしかいない。果たしてカンパッツォはウルブズでNBAデビューを果たすのだろうか。

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