ヒューストン・ロケッツは9月10日(日本時間11日)に行われたロサンゼルス・レイカーズとのカンファレンス準決勝第4戦に100-110で敗れ、シリーズ成績1勝3敗と崖っぷちに立たされた。 ロケッツは序盤でファーストブレイクとセカンドチャンスからなかなか得点できず、オフェンスで苦しんだ。『ESPN』のティム・マクマホン記者によれば、マイク・ダントーニHC(ヘッドコーチ)は試合後の会見で「勝つための気力が欠け、パフォーマンスが下がった。我々は少し道に迷ったようだ」と振り返っている。 一方で21得点、4リバウンド、10アシスト、2スティール、3ブロックをマークしたエースのジェームズ・ハーデンは不調の理由について、「いい質問だ。けど、それについて今できることは何もない。第5戦の準備をするだけだ」とコメント。また、チームハイの25得点、3リバウンド、3アシスト、3スティール、1ブロックを挙げたラッセル・ウェストブルックも、同じ質問に対してこのように回答している。 「説明はできない。みんながもう少し危機感を持ってプレイするべきだった。けど、俺らは(第4クォーターで)でいい試合をした。多くの努力が必要だが、次に何をすべきかを理解している」 初戦こそは白星を挙げたものの、その後3連敗を喫したロケッツはレイカーズに王手をかけられた。プレイオフでは、1勝3敗から逆転したチームは過去に12チームしかないことからも、シリーズを勝ち上がるためには次戦までに大幅な調整が必要となるだろう。 ロケッツとレイカーズの第5戦は9月12日(同13日)に行われる。