ボストン・セルティックスは、9月9日(日本時間10日)に行われたトロント・ラプターズとのカンファレンス準決勝第6戦でダブルオーバータイムの末に122-125で敗れ、シリーズ通算3勝3敗と逆王手をかけられた。すべては運命の第7戦で決まるが、“ビッグ3”の一角であるジェイレン・ブラウンは自然体を強調している。 第6戦では昨季王者ラプターズの底力に屈した形のセルティックスだが、チームトップの31得点、16リバウンドを記録したブラウンはすでに気持ちの整理がついているようだ。『NBC Sports Boston』のクリス・フォースバーグ記者が、試合後のコメントを伝えている。
「僕たちは落ち着いてバスケットボールをするだけ。余計なプレッシャーはない。コートに立って、自分たちの最高バージョンになる。そうすれば、それ以外のことは何とかなるさ。このチャレンジを受け入れないといけない。これが逆境、バスケットボール、人生の本質だ。タフな状況に置かれて、不平は言ってられない。自分の思い通りにならないことは多々ある。でも、次の日には立ち上がって戦わないといけないんだ。すべては第7戦のため。受け入れる準備はできている」 セルティックスは今季、新加入の司令塔ケンバ・ウォーカー、ジェイソン・テイタム、ブラウンが“ビッグ3”を形成し、リーグで唯一3人が平均20得点をマーク。イースタン・カンファレンス3位(48勝24敗)でポストシーズンに駒を進め、プレイオフ1回戦ではフィラデルフィア・76ersをスウィープ(4連勝)で下した。 ラプターズとの第7戦は9月11日(同12日)に行われる予定。セルティックスはマイアミ・ヒートとのカンファレンス決勝への切符を手にできるだろうか。