左膝前十字靭帯を断裂したマジックのジョナサン・アイザック、球団社長が全休を示唆「来シーズンはいない」

オーランド・マジックのジョナサン・アイザックは、フロリダ州オーランドで開催されたシーディングゲームで左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負った。ジェフ・ウェルトマン球団社長は、2020-21シーズンの全休を示唆した。『AP通信』のティム・レイノルズ記者が伝えている。 2017年のNBAドラフト1巡目6位指名でマジック入りしたアイザックは、高い身体能力と長い手足を生かしたアスレティックフォワードで、2年目の2018-19シーズンからスタメンに定着。3年目の今季は平均11.9得点、6.8リバウンド、1.4アシスト、2.3ブロック、1.6スティールなど多くの部門でキャリアハイの成績を記録していた。

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しかし、今年1月に左膝を負傷(過伸展)した影響で長期離脱。コロナ禍によるリーグ中断が明けた7月31日(日本時間8月1日)のブルックリン・ネッツ戦で約7か月ぶりに実戦復帰を果たしたが、続く8月2日(同3日)に行われたサクラメント・キングス戦でゴールに向かってドライブインした際に体勢を崩してフロアに倒れ込み、左膝を抱えたまま苦悶の表情を浮かべて自力で立ち上がることができなかった。 左膝前十字靭帯断裂と診断された一方で、マジックは復帰に向けたタイムラインは発表していない。通常、前十字靭帯断裂は全治8~12か月とされており、今年12月の開幕を目指している2020-21シーズンの復帰は絶望的だ。レイノルズ記者は自身のツイッターに、「マジックのジェフ・ウェルトマン球団社長がすべての疑念を終わらせた」と投稿してコメントを紹介している。 「来シーズン、ジョナサン・アイザックはいない」 マジックは主力の1人を欠くことになり、ドラフトやフリーエージェント補強などオフの動きに影響が出るかもしれない。

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