バックスのヤニス・アデトクンボ、プレイオフ史上初の快挙の“舞台裏”に言及「同じチームと3回も対戦すれば…」

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボは、8月22日(日本時間23日)に行われたオーランド・マジックとのプレイオフ1回戦第3戦で35得点、11リバウンド、7アシスト、2スティールをマークして、121対107の勝利に貢献した。 この日のアデトクンボはシュートも14本中12本成功(3ポイント3本中2本成功)。『ESPN』のエリック・ウッドヤード記者によれば、35得点、10リバウンド、シュート成功率85%以上はプレイオフ史上初の快挙だという。また、『StatMuse』調べでは、31分間以下での35得点、10リバウンド、5アシスト達成は1975年以来だった。

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バックスはスタートダッシュに成功し、マジック相手に最大34点差をつけたが、午後1時開始と早い時間帯での試合に気を引き締め直してアプローチしていたと、アデトクンボは明かす。 「ゲーム開始直後はスロースタートなことも多いけど、ハードにプレイしようと集中していた。お互いに波長を揃え、ハードにプレイして、アクティブでいようとした」 シリーズ初戦ではマジックに足元をすくわれて黒星発進も、2連勝で形成は逆転。アデトクンボ自身、相手の厳しいマークにアジャストする形でパフォーマンスを上げている。 「同じチームと3回対戦すれば、どこからシュートが打たれるかも分かる。相手がどう守ってくるかも分かるから、ロールした時、ポストアップした時に何をすべきか、どこからヘルプが来るかも把握している。そこに気づいて対処するだけさ」 バックスのマイク・ブーデンホルザーHCは、「ヤニスは我々のリーダーであり、我々は彼を必要としている」とアデトクンボを称賛。シカゴ・ブルズで計6度の優勝を果たした殿堂入り選手のスコッティ・ピッペンも、アデトクンボを止めるには「ファウルしかない」と『ESPN』の番組『The Jump』で語っている。 カリーム・アブドゥル・ジャバーとオスカー・ロバートソンを擁した1970-71シーズン以来となる球団史上2度目の優勝に向けて、アデトクンボは集中力を高めている。

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