ボストン・セルティックスは8月12日(日本時間13日)、ブラッド・スティーブンスHC(ヘッドコーチ)と契約延長したことを発表した。チームの規約に則り、詳細は明かされていない。 2007~2011年までバトラー大でHCを務め、2009年と10年に2年連続でチームをNCAAファイナルに導いた実績を持つ43歳のスティーブンスHCは、2012年7月3日(同4日)に球団史上17代目の指揮官に就任。通算成績で318勝245敗(勝率56.5%)をマーク。『NBA.com』によれば、318勝は球団史上4番目にランクインする数字だという。 今季はケンバ・ウォーカー、ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンを中心にチームを作り上げ、ミルウォーキー・バックス(56勝16敗)、トロント・ラプターズ(52勝19敗)に次ぐイースタン・カンファレンス3位(48勝23敗)につけている。 また、同カンファレンスのインディアナ・ペイサーズも、ネイト・マクミランHCと契約を延長したことを発表した。 2016年に現職に就いたマクミランHCは、これまで通算181勝136敗。毎シーズン42勝以上を記録しており、一度もプレイオフ進出を逃していない。 エースのビクター・オラディポを欠く布陣で2019-20シーズンの開幕を迎えたペイサーズは苦戦を強いられることが予想されたが、チームプレイを基調とした戦術でカンファレンス上位に食い込む躍進を見せ、その手腕が評価された形での契約延長となった。