8月5日(日本時間6日)のワシントン・ウィザーズ戦で左膝を痛めて試合を途中退場したフィラデルフィア・76ersのベン・シモンズは、フロリダ州オーランドのバブル(隔離地域)を離脱してフィラデルフィアに戻り、10日(同11日)に関節内の遊離体を除去する手術を受けたようだ。シモンズはそのままフィラデルフィアでリハビリを続けるため、今シーズンの残り試合を全休する見込みだと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者は報じている。
『Yahoo Sports』のジェイソン・オーウェンス記者によると、シクサーズは8日(同9日)の時点で「チームのメディカルスタッフと複数の専門医師の診断の結果、シモンズは近日中に左膝の関節内遊離体を除去する手術を行うことになった」と発表していたそうだ。当初、シモンズの怪我は膝関節の部分脱臼と診断されていた。 シクサーズでは、もう1人の主軸であるジョエル・エンビードも9日(同10日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で左足首を捻挫して試合を途中退場し、翌10日(同11日)のフェニックス・サンズ戦を欠場している。しかし、エンビードの怪我は深刻なものではないと見られ、近日中に復帰できるだろうとウォジナロウスキー記者は報じている。 今シーズン、シモンズは57試合に出場して(全て先発)、1試合平均16.4得点、7.8リバウンド、8アシストを記録。シーズン再開後は、本来のポイントガードからパワーフォワードにポジション変更したことで注目されていた。