8月7日(日本時間8日)に行われたワシントン・ウィザーズとニューオーリンズ・ペリカンズの一戦は、107対118でウィザーズが敗れ、再開シーズン5連敗を喫した。この敗戦によりウィザーズはプレイオフ進出の可能性が無くなった。 ウィザーズの八村塁は、再開後のシーズンでは自己最多となる23得点、6リバウンド、2アシストと奮闘。直前の3試合ではいずれも1桁得点と苦戦していたが、復調した自身のオフェンスを試合後の会見で以下のように振り返っている。 「ここ3試合はオフェンスの部分で僕は影響を与えられなくて、今日は最初から積極的にやりました。この1週間はコーチDA(デイビッド・アドキンス・アシスタントコーチ)とフィルムを見ながらどうやって改善できるかを考えてやってきたので、これからも続けていきたいなと思います」
ウィザーズはまだシーディングゲーム3試合を残すが、イースタン・カンファレンス8位のオーランド・マジックに7.5ゲーム差をつけられている。そのため、プレイオフ出場決定戦となるプレイイン・トーナメントの条件(シーディングゲーム終了時点でカンファレンス8位と4ゲーム差以内)をクリアすることが不可能となり、プレイオフ出場の望みが絶たれた。 ウィザーズにとって残る3試合は消化試合となるが、八村は「なんとしても1勝して、僕にとってはルーキーシーズンでもありますし、チームとしてもシーズンをしっかりと終わらせられたらいいなと思います」と今後も勝利を目指していくと語った。 この試合、ウィザーズでは八村以外に、トーマス・ブライアントが22得点、8リバウンド、2スティール、2ブロック、トロイ・ブラウンJr.が20得点、10リバウンド、5アシスト、イシュ・スミスが18得点、10アシストと活躍を披露。 ザイオン・ウィリアムソンを温存したペリカンズは、ドリュー・ホリデーがゲームハイの28得点、6アシスト、2スティール、ブランドン・イングラムが17得点を記録して勝利に貢献している。 ウィザーズは8月9日(同10日)にオクラホマシティ・サンダーと、まだプレイオフ出場の可能性が残るペリカンズは同日にサンアントニオ・スパーズと次戦を戦う。