ウィザーズの八村塁、ペイサーズ戦黒星も自己最多6アシスト「マークが厳しくなっている」

ワシントン・ウィザーズは8月3日(日本時間4日)、インディアナ・ペイサーズ戦で100-111と逆転負けを喫してシーズン再開後3連敗となった。9得点、7リバウンド、6アシストを記録したルーキーの八村塁は試合後のオンライン会見で、「オフェンスの間合いがあまり良くなかった」と反省した。 立ち上がりに八村はミスマッチの隙を逃さず、ペイサーズのアーロン・ホリデー相手にフェイダウェイジャンパーを決めてこの日初得点。さらにアシスト3本をマークするなど、第1Q(クォーター)で21-20とリードを奪う原動力となった。

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しかし、8月1日(同2日)のフィラデルフィア・76ers戦でキャリアハイの53得点を挙げたTJ・ウォーレンに34得点、マルコム・ブログドンに20得点を許すなどペイサーズに逆転され、ウィザーズはそのまま劣勢を跳ね返せずに敗れた。 「(試合の)出だしにしっかりディフェンスできたんですけど、オフェンスの間合いがあまり良くなかったと思います。ペイサーズはNBAでもトップ5に入るディフェンスチーム。第2Qに僕らのディフェンスのミスが重なった時に逆転されて、そのまま持っていかれたような試合だった。TJ・ウォーレンを中心的に守るスカウティングになっていたけど、途中に僕を含めて何回かミスをして、スピーディーにやらせてしまった。そこは同じことを何回もしているので、チームとして直さないといけない」 9得点(シュート12本中4本成功)にとどまった八村だが、ダブルチームを受ける回数が増えるなかでキャリアハイの6アシストをマーク。ジョン・ウォール、ブラッドリー・ビール、ダービス・ベルターンスら主力不在により、オーランドでのシーディングゲームはエースの活躍が求められており、本人も周囲を使うことを意識していたという。 「(相手の)ディフェンスのマークが厳しくなっているので、僕としてもパス回しやプレイメイクを重視していて、アシストという結果が出て嬉しい。チームとしても続けていきたい」 8位ブルックリン・ネッツとの差が7.5ゲームに開いたウィザーズ。8月5日(同6日)のフィラデルフィア・76ers戦はプレイオフ進出に望みをつなぐ上で負けられない戦いとなる。

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