「NBA Rakuten」では、日本時間7月29日にスクリメージ6試合を配信する。それぞれの試合の見どころをチェックしよう。楽天IDでログインすれば誰でも無料で視聴可能。
■グリズリーズ:練習試合2戦目となるロケッツ戦では、17点をあげたジャ・モラントを筆頭に7人が2桁得点をマーク。主力の調整具合はまずまずなだけに、過去2試合不出場だった渡邊雄太に最後のスクリメージでアピールの場を与えられるか。 ■ヒート:エリック・スポールストラHCは、過去2戦欠場していたバム・アデバヨの起用を明言。出場時間は限定的としているが、再開を前にどこまで仕上がっているのか注目だ。腱炎のため同じく出番のなかったKZ・オクパラも、久々にコートに立つ姿が見られるかもしれない。
■ラプターズ:良い流れでレイカーズとの再開1戦目を迎えるためにも、3連勝でスクリメージを締めくくりたい。注目はOG・アヌノビー。今季、プレイメイカーとして、そしてボールハンドラーとしても進境著しい23歳が、サンズの守備を崩しにかかる。 ■サンズ:前の試合からリッキー・ルビオが合流。頼れるベテラン司令塔が戻り、ミケル・ブリッジズも「彼はみんなを助けてくれる」と喜んでいる。ラプターズとの実力差があるのは否めないが、昨季王者を撃破できればシーディングゲームに向けて弾みがつく。
■スパーズ:スクリメージは2戦2敗ながら、ヤコブ・パートル、ケルドン・ジョンソン、デリック・ホワイト、ロニー・ウォーカー四世といった若手たちの奮闘は光るものがある。スクリメージ最終戦でも、”未来”を感じられる戦いに期待したい。 ■ペイサーズ:ビクター・オラディポの調子が上向きなのは好材料。2試合目から出場しているマイルズ・ターナーも、足の負傷でバブルを離脱したドマンタス・サボニスの穴を埋めるべく奮闘している。マルコム・ブログドンら他の選手も好調で、スクリメージ全勝も見えてきた。
■サンダー:スクリメージ2連勝のサンダーにとって最大の朗報は、左ひざの怪我から約2年半ぶりに復帰したアンドレ・ロバーソンの活躍。持ち味の守備力だけでなく、前回の76ers戦では試合終盤に逆転、そしてダメ押しの3ポイントを連続で決めてみせた。最終戦も苦手のオフェンス面で存在感を示せるか。 ■ブレイザーズ:再開シーズンで鍵を握る怪我明けのユスフ・ヌルキッチは、ラプターズ戦で17得点、13リバウンド、5アシストとまずまずの仕上がり。左足の炎症で前回欠場した大黒柱デイミアン・リラードは、「そこまで深刻ではない。うまくいけばプレイする」とテリー・ストッツHCが語るなど実戦復帰が予想される。
■セルティックス:左ひざに不安を抱えるケンバ・ウォーカーを除けば、主力勢の状態は上がっている。なかでも27日のサンズ戦で21得点を挙げたジェイレン・ブラウンには、ブラッド・スティーブンスHCも「結果を出すためには彼が必要」と期待を寄せる。最終戦でも結果を残し、シーディングゲームに繋げたい。 ■ロケッツ:練習試合2戦目で31得点、8リバウンド、9アシストという数字を叩き出すなど、ジェームズ・ハーデンに問題はなさそうだ。一方で、相棒のラッセル・ウェストブルックは、2試合合計でフィールドゴール成功率30.8%と不調。平均33.5得点と今季相性の良かったセルティックスとの一戦で、本来の姿を取り戻せるか。
■マーベリックス:自主隔離でスクリメージ2戦目を欠場したクリスタプス・ポルジンギスが復帰予定。シーズン不参加(肩負傷)となったジェイレン・ブランソンの代役として期待が懸かるトレイ・バークは、新天地デビュー戦でアピールできるか。 ■76ers:PFにポジション転向したベン・シモンズが、2試合で平均11.5得点、9.0リバウンド、9.0アシストと好調だ。気になるのは、ふくらはぎの張りで前回試合を回避したジョエル・エンビード。シーズン再開前にコンディションを上げておきたいところ。