リーグ制覇を狙うシクサーズのブラウンHC指揮官「プレイオフで戦う準備はできている」

フィラデルフィア・76ersのブレット・ブラウンHC（ヘッドコーチ）は、順調に怪我から回復しているジョエル・エンビードとベン・シモンズの二枚看板に大きな期待を寄せているようだ。 ブラウンHCが記者団とのインタビューで「プレイオフで戦う準備はできている」とコメントしたと『AP通信』のダン・ジェルストン記者が伝えている。「私たちは最高の仕事をしたと自信を持って言える」と、再開シーズンにブラウンHCは自信を示したようだ。 ジェルストン記者によれば、「俺らには優勝できるチャンスがかなりあると思う」と再開シーズンへ向けた意気込みを語ったエンビードは、手術を要した左手薬指と左肩の故障から完全に回復し、プレイオフで戦う準備が整っていることを明かしている。今季リーグ首位の平均スティール数（2.1本）を記録しているシモンズもまた、背中の故障が完全に回復しているとした。 エンビードは今季、平均23.4得点、11.8リバウンド、3.1アシストをマークしているが、シーズンを通して怪我に悩まされたため、21試合を欠場。平均16.7得点、7.8リバウンド、8.2アシストを記録するシモンズは、11試合の欠場となった。 現在イースタン・カンファレンス6位（39勝26敗）につけている76ersは、プレイオフ進出をすでに確定させている。チームの大黒柱2人のコンディションを万全であるならば、76ersはライバルチームにとって驚異となるだろう。