マイアミ・ヒートは7月22日(日本時間23日)、サクラメント・キングスとスクリメージ(練習試合)初戦を行った。この試合では、キャリア2年目のシューター、ダンカン・ロビンソン(ヒート)がチーム最多の18得点を挙げ、104-98でキングスを撃破。圧巻の活躍を見せたロビンソンについて、同僚のゴラン・ドラギッチが「リーグ最高のシューター」であると、試合後のインタビューで称賛した。 2018年に2WAY契約でヒートに入団したロビンソンは、今オフにチームと3年309万ドル(約3.3億円)で本契約を締結。2年目の今季は、序盤から得意の3ポイントを量産し、自己最多得点記録を何度も更新している。12月10日(同11日)に行われたアトランタ・ホークス戦では、1試合における3ポイント成功数で球団記録タイとなる14本中10本の3ポイントを沈め、自己最多の34得点をマーク。新型コロナウイルスの影響でリーグが3月11日(同12日)に中断されるまで65試合に出場したロビンソンは、1シーズンにおける3ポイント成功数の球団記録となる243本の3ポイントを決めていた。なお、成功率はリーグ4位の44.8%を記録している。 ロビンソンに対するドラギッチのコメントを紹介した『NBC Sports』のダルトン・ジョンソン記者は、ドラギッチの見方に偏りがあると指摘しつつも、ロビンソンが今後リーグ最高の3ポイントシューターになる可能性があると期待を膨らませた。 現在イースタン・カンファレンス4位(41勝24敗)につけているヒートは、再開後のシーズンでプレイオフ進出をすでに確定させている。ヒートがポストシーズンを勝ち上がっていくためには、ロビンソンの得点力が不可欠となるだろう。