ブレイザーズのカーメロ・アンソニー、減量した“スキニーモード”に同僚も太鼓判「脂肪を筋肉に変えた」

ポートランド・トレイルブレイザーズは、ウェスタン・カンファレンス8位のメンフィス・グリズリーズと3.5ゲーム差の9位(29勝37敗)で再開されるシーズンを迎える。シーディングゲーム8試合で8位とのゲーム差を4以内にキープし、最後のプレイオフ出場権を懸けたプレイイン・トーナメントに持ち込みたいところだ。そこで今、注目を集めているのが36歳のカーメロ・アンソニーだ。 ブレイザーズはユスフ・ヌルキッチとザック・コリンズのビッグマンコンビが復帰予定で、近年パワーフォワードを務めてきたアンソニーはスモールフォワード(SF)に復帰する見込みとなっている。自粛期間中にエアロバイクやウェイトトレーニングの器具を揃えて自宅で鍛錬を積んでいたことを明かしていたアンソニーだが、『ニューヨーク・ポスト』のハウイ・クソイ記者によれば、コンディション向上やスピード強化のために「徹底したヘルシーダイエット」も実施していたという。

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「コーチが僕にポジションを教えてくれて、3番(SF)に戻ることになると思った。3番で快適にプレイできるように体重を絞ったんだ。(ポジションの変更は)230~235ポンド(約104.3~106.6kg)に戻す大きなモチベーションになった。キャリア初期以来じゃないかな。コートでもいい感じだし、すべて計画通りだよ。間違いなく違いが分かると思う」 同僚のCJ・マッカラムは「彼は体重が減ったように見えるけど、実際はそこまで変わっていない。脂肪を筋肉に変えたんだ。マッスルシャツや小さめのタイツを履いていると細く見えるけど、体重は同じ。動きもいいし、彼は準備ができている」と、ベテランの状態の良さに太鼓判を押している。 ブレイザーズのスクリメージ(紅白戦)でもボールハンドラーに対して激しいプレッシャーをかけ、気迫のディフェンスを見せるアンソニーの姿がSNS上で拡散されており、本人も饒舌だ。 「俺は毎年の夏、名前が違う。今年は“スキニー・メロ”(細身のメロ)だ。“フーディー・メロ”、“USAメロ”、これまでたくさんの名前があった。まあ結局、俺は俺だけどね」 2003年のNBA入り後、デンバー・ナゲッツ、ニューヨーク・ニックスでエースを務めてきたアンソニー。2017-18シーズンにオクラホマシティ・サンダーでプレイした後、昨季途中にヒューストン・ロケッツから放出され、トレード先のシカゴ・ブルズからも解雇される憂き目に遭った。 9か月以上も無所属の期間が続いたなか、昨年11月にブレイザーズと契約。デイミアン・リラード、CJ・マッカラムに次ぐ第3の攻撃オプションとして平均15.3得点、6.3リバウンド、1.6アシストを記録し、復活を印象づけた。 歴代20位の通算2万6314得点を誇る熟練のスコアリングマシンが、オーランドで再開されるシーズンでどのようなプレイを見せるのか注目だ。

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