インディアナ・ペイサーズのビクター・オラディポが、現地23日に行われるポートランド・トレイルブレイザーズとのスクリメージ(練習試合)に参加する可能性が出てきた。『ESPN』のエリック・ウッドヤード記者の7月20日(日本時間21日)の記事によると、ペイサーズのネイト・マクミランHC(ヘッドコーチ)が、オラディポについて「プレイ制限のある選手はいない」と発言したという。 「彼はここまでの練習を通して良い状態だ。木曜日の最初のスクリメージで、私たちは選手がどんな風に感じていくのか見て、それに応じて出場機会を与えていく。今、プレイの制限がある選手はいない」
昨シーズンの1月下旬に右膝の重傷を負って長期離脱を余儀なくされたオラディポは、今年の1月29日(日本時間30日)のシカゴ・ブルズ戦でようやく実戦復帰を果たした。ただ、まだコンディションが万全ではないことから、当初オーランドでの再開シーズンに参加するか不透明な状況だった。 オラディポは現在、オーランド入りしてチームと共にトレーニングを積んでいる。『ESPN』によれば、本人も試合出場について「可能性は高い」と、前向きな姿勢を見せているという。 「1日の最後、僕が気になるのはチームと膝のこと。そして、チームが可能な限り高いレベルへと達するための助けができるかだ。今はそこに集中している。ある時が来たら決断を下すことになる」 今季、オラディポは13試合の出場で平均13.8得点、3.2リバウンド、3.0アシストを記録している。コンディションさえ上がれば20得点近くを期待できる実力の持ち主だけに、出場可能と判断された場合、ペイサーズにとっては大きなプラス材料となるだろう。