ニューオーリンズ・ペリカンズは、7月16日(日本時間17日)にザイオン・ウィリアムソンが家族の緊急な健康問題を理由に、オーランドを離れると発表した。また、再開シーズンに参加できるようにチームに再合流する予定だと続けている。 チームのバスケットボール部門代表デイビッド・グリフィンは「私たちは、家族の問題によりNBA開催地から離れるというザイオンの決断を支持します」とウィリアムソンの行動を尊重する声明を発表している。
気になるのはウィリアムソンが再開シーズンに間に合うかだが、『ESPN』によると、1週間以内にオーランドに戻る場合、離れている間に受ける検査で陰性反応を出し続けていれば、その直後の4日間が隔離期間となる。 1週間以上離れていた場合でも、オーランドに戻る前の7日間における検査結果が陰性なら4日間の隔離で済む。一方、必要な検査を受けずに戻ってきた場合は隔離期間が10日間となってしまう。 28勝36敗のペリカンズは、ウェスタン・カンファレンス8位のメンフィス・グリズリーズとの差が3.5ゲームと、まだまだプレイオフを狙える位置につけている。ただ、プレイオフに出場を掴むには、出場19試合で平均23.6得点、6.8リバウンドとエース級の働きを見せているウィリアムソンの活躍が欠かせないだけに、怪物ルーキーの再合流時期に注目が集まる。