ジャマール・クロフォードは、2000-01シーズン以降NBAでプレイを続けてきたリーグ随一のベテラン選手だ。だが、今シーズンは中断期間までどのチームと契約できずにいた。このまま引退を余儀なくされるかと思われたが、リーグ再開にあたり複数の主力選手が故障、新型コロナウイルスへの感染などを理由にプレイを見送ったブルックリン・ネッツと契約し、NBA20年目のシーズンを迎えることができた。 7月11日(日本時間12日)の『ニューヨーク・ポスト』によると、クロフォードは40歳になった今でも現役を続けられる理由がダイエット方法にあり、今も良好なコンディションを維持していることを明かしたという。
「数年前、妻がダイエットの方法を変えてくれたのが大きかった。そして、バスケットボールへの愛情をずっと維持している。そして40歳になったのではなく、2度目の20歳を迎えたんだ」 ネッツは、ケビン・デュラント、カイリー・アービングの2大エースに加え、スペンサー・ディンウィディーにディアンドレ・ジョーダン、トーリアン・プリンスと多くの主力選手たちを欠いた状態でリーグ再開を迎える。 現在、30勝34敗でイースタンカンファレンス7位とプレイオフ圏内にいるネッツは、8位のオーランド・マジックと0.5ゲーム差、9位のワシントン・ウィザーズとは6ゲーム差となっている。ネッツがこのまま今のポジションをキープしてプレイオフ進出を果たすには、ベテランのリーダーシップとキャリア平均14.6得点をあげる非凡な得点力を持つクロフォードの活躍が鍵となる。 同メディアは、クロフォードがキャリア通算9チーム目となった新天地について、「どんな役割になるのかは分からないけど、何であれ受け入れる」と語ったと伝えている。 「自分のベストの能力を出せるようにする。この機会を与えてくれたネッツに感謝している」