76ersの英雄アレン・アイバーソン、エンビード&シモンズに期待「ファンは勝者を求めてる」

アレン・アイバーソンはかつて、フィラデルフィア・76ersのフランチャイズプレイヤーとして君臨し、地元ファンを熱狂させた。その役割は今、ジョエル・エンビードとベン・シモンズの2枚看板に受け継がれており、“後輩”に大きな期待を寄せている。 アイバーソンはエンビードとシモンズの2人に、自分がプレイしていた頃の“熱気”を重ね合わせていることを、『NBC Sports Philadelphia』のスポーツキャスターを務めるマーク・ズモフ記者に明かしている。

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「俺が耳に手を当てていた時の観衆がどんな気分だったか、今なら分かる。俺もスタンドで(観戦を)楽しんでいる一員だし、快感を覚えている。ジョエル(エンビード)のプレイを見ている時、他のファンと同じような感じで席に座っているよ」 ファンの心を動かす選手に必要な素養――。小さい体で大男たちの守備網を切り裂き、得点を量産したアイバーソンは勝利のために全身全霊を注ぐことを挙げ、同じドラフト1位指名のシモンズにプレッシャーを乗り越えて上のステージに行ってほしいと想いを乗せた。 「状況は異なるけど、みんなバスケットボールをしているだけで、同じ日程で同じことをしている。それは試合に勝つことだ。だから、そのためならなんでもする。俺は大きな期待を持ってNBAのルーキーになった。俺は彼(シモンズ)の大ファンさ。なぜなら彼がどれだけ期待され、どの街のために戦っているのか知っているからね。フィラデルフィアのファンは世界で最も情熱的で最高のファンだ。勝者を求めているから、時に見る目が厳しくなる。神に与えられた才能と期待を彼は背負っている。俺らは彼がなんでもできるとすでに知っているし、俺も例に違わず、応援するのを楽しんでいるよ」 センターのエンビードは2014年ドラフト1巡目3位、大型司令塔のシモンズは2016年1巡目1位でそれぞれ76ers入り。エンビードが右足骨折で最初の2シーズン、シモンズが右第5中足骨骨折でルーキーイヤーを棒に振ったため、2人は2017-18シーズンから中核として共闘してきた。 76ersは同シーズンから2年連続でプレイオフのカンファレンス準決勝まで進出。今季もエンビードが平均23.4得点、11.8リバウンド、3.1アシスト、シモンズが平均16.7得点、7.8リバウンド、8.2アシストとチームを牽引し、中断前までカンファレンス6位の39勝26敗をマークしてポストシーズン進出もすでに決めている。 アイバーソンが在籍した2000-01シーズン以来となるファイナル進出を果たせるか、76ersの命運はエンビードとシモンズの2人に懸かっている。

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