ベテランスコアラーのジャマール・クロフォード「引退を決断するのは来シーズンになってから」

抜群のオフェンス・センスを持つスコアラーとして長年活躍してきたジャマール・クロフォードが、ジャミーア・ネルソンとベン・スタイナーのポッドキャスト『Court Vision』に出演し、引退についての考えを語った。 「具体的な予定は考えていないが、来シーズンのどこかで引退を決断することになるだろう。来シーズンの開幕時点で決断することは無いはずだ。シーズン終盤に、プレイオフを見据えたチームから声がかかるかもしれないからね。その時点で、もしどのチームとも契約できなかったら、そこで『よし、これで終わりだ』と判断するかもしれない」

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クロフォードは、2000年のNBAドラフト1巡目8位指名でシカゴ・ブルズに入団し、ニューヨーク・ニックス(2004年から2008年)、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(2008-09シーズン)、アトランタ・ホークス(2009年から2011年)、ポートランド・トレイルブレイザーズ(2011-12シーズン)、ロサンゼルス・クリッパーズ(2012年から2017年)、ミネソタ・ティンバーウルブズ(2017-18シーズン)、フェニックス・サンズ(2018-19シーズン)を渡り歩き、3度のシックスマン賞(2010年、2014年、2016年)を受賞する活躍を見せてきたが、今シーズンはまだ契約先が見つかっていない。 しかし、40歳となったクロフォードのパフォーマンスは決して衰えたわけではなく、2019年4月9日(日本時間10日)に行われた2018-19シーズン最終戦のダラス・マーベリックス戦ではキャリアハイとなる51得点を記録している。そのため、クロフォードが現在もフリーエージェントであることを疑問視する声も多い。 個人技のみで得点を重ねることができる”インスタント・スコアラー”のクロフォードは、主に控えの得点源として、キャリア通算で1326試合に出場し(うち433試合に先発)、1試合平均14.6得点、2.2リバウンド、3.4アシストを記録している。

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