サクラメント・キングスは23日(日本時間24日)、フリーエージェントの34歳コーリー・ブリューワーと契約したことをブラデ・ディバッツGM(ゼネラルマネージャー)が正式発表した。
2007年のドラフト1巡目7位指名でミネソタ・ティンバーウルブズに入団したブリューワーは、これまでダラス・マーベリックス、デンバー・ナゲッツ、ヒューストン・ロケッツ、ロサンゼルス・レイカーズ、オクラホマシティ・サンダー、フィラデルフィア・76ers、キングスと計8チームでプレイ。マブズ時代の2011年には優勝を経験し、自身2度目のウルブズ在籍となった2013-14シーズンには長い腕を生かした1対1のディフェンスを武器に、平均1.9スティールでリーグ6位にランクインした。 また、2014年4月にはキャリアハイの51得点を記録するとともに、リック・バリー、マイケル・ジョーダン、アレン・アイバーソンに次ぐ史上4人目となる50得点、6スティール以上をマークしている。 昨年2月8日にキングスと10日間契約を結ぶと、その後2度目の10日間契約を経て、シーズン終了までサインしたが、今季はここまで所属チームがなかった。『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によれば、複数のオファーがあったなかでキングスを選んだという。 28勝36敗でカンファレンス11位のキングスは、プレイオフ圏内の8位メンフィス・グリズリーズ(32勝33敗)を3.5ゲーム差で追いかける。ブリューワーはチーム2位の平均19.8得点を挙げているバディ・ヒールド、ボグダン・ボグダノビッチのバックアップを務めることになりそうだ。