NBAは、シーズン再開前に選手とスタッフを対象とした新型コロナウイルスの検査を義務付ける趣旨のメモを各チームに送ったと、『ESPN』のザック・ロウ記者とティム・ボンテンプス記者が6月14日(日本時間15日)に報じた。 同記者たちが入手した情報によると、7月末からフロリダ州オーランドにある「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」で再開予定のシーズンに参加する全チームの選手とコーチ、トレーナー、医療関係者を含むスタッフは、6月23日(同24日)に同ウイルスの検査、および抗体検査に加え、各チームが開催地に集結する2日前からは、隔日で検査を受けることが義務付けられるという。 シーズン再開に参加する22チームは、7月7日(同8日)から9日(同10日)までに開催地のオーランドに集結することが予定されており、リーグは、その約3週間後となる7月30日(同31日)にシーズンを再開させると見られている。 なお、同記事によると、入手した情報には実施予定である検査の種類や、コロナ感染者が出てしまった場合の手順といった詳細は一切含まれていない。また、現在、国外に帰省中の海外出身選手は、6月15日(同16日)までにそれぞれが在籍するチームの本拠地がある都市へ戻るよう求められており、その他アメリカ国内で自粛する選手は22日(同23日)までに戻る予定となっていると伝えた。